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道場破り

最近、全国中等野球大会がはじまる前の明治から大正初期にかけての
中等野球の歴史に興味が出てきて、図書館でいろんな書籍を読んでいるの
ですが非常に面白く、これは新しいコーナーとして作ったら面白そうです。
全国中等野球大会は大正の初めに始まっていますが、もちろんテレビも
なく情報も入りにくかった時代ですから、いきなり全国各地の精鋭が
集まって大会を開くことができるはずもなく、各地域で地区大会が行われて
いました。一番盛大に行われていたと思われるのが東海地区の静岡、愛知、
岐阜、三重、滋賀の五県による東海五県野球連合大会ではないでしょうか
(一部資料では滋賀ではなく神奈川となっているものもあり)。
その他の地区でも東京の東京府下中学野球大会や関西の近県連合野球大会
(正式な名称は他にあるかも知れませんが)などが挙げられます。
ここで興味深いのが、自分たちの地区の大会参加だけでは物足りずに、
よその地域までわざわざ遠征して、その地区の大会に参加するという
”道場破り”を行う学校もあったということです。漫画ドカベンの世界が
実際にあったかも知れません。看板を持っていかれることはなかった
でしょうが、道場破りと試合をして全滅させられた地区などがあったら
面目丸つぶれです。空手では他流派の道場破りがあると聞いたことが
ありますが、調べてみるとさすがに現在ではそんなことする人はいない
ようです(異種格闘義戦があるので自分の実力を試す場がある)。
で、その中等野球での道場破りを調べてみると今のところ一つ見つけ
ることができました。当時は野球が盛んだった島根の松江中です。
1903年(明治36年)、1905年(明治38年)、1907年
(明治40年)の三度にわたり山陽地区への遠征を決行しています。
当時山陰から山陽方面に向かう交通機関もなく、なんと歩いて中国山脈を
越えたというのです。
1903年(明治36年)は山陽遠征で岡山だけではなく、神戸、京都にも
遠征。山陽方面は汽車が通っていましたが、それでも今では考えられないような
長旅だったのは間違いありません。更には1907年(明治40年)には
名古屋まで足をのばし東海五県連合大会にも参加しようとしました。
結局雨のために大会に参加することもなく帰っていったのが惜しまれます。
現在の山陰地区の野球の強い学校は半分関西からの留学生というイメージで、
地元選手のチームももうちょっとがんばってほしいところですが、昔の
中等野球、高校野球の歴史を語る上でかなり重要な地区だったわけです。











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大学生・社会人ドラフト

大学生・社会人ドラフトが行われました。大学で輝かしい実績を残した右の
本格派、東洋大の大場翔太投手は6球団で1巡目指名が重複し、ソフトバンクが
交渉権を獲得。レベルの高い東都で次々と新記録を打ち立てた実力は
プロでも即戦力間違いなしです。
日本ハムが松坂世代の大物・多田野投手を指名。速い球速もさることながら、
単身渡米してメジャーまで昇格したハングリー精神を買われたようです。
昨年のドラフトを見ると阪神の上園の活躍が目立ちましたが、
彼は3巡目で入った選手。大学・社会人あたりからプロに入る選手になると、
ほとんど気持ちと運で活躍できるかどうかが決まるという気がします。

記録達成寸前

メールで高校野球関連の質問を最近ちょくちょく受けるようになったと以前
書きましたが、これからの時期は野球ネタも少ないのでブログでその質問に
答えます。

◆1998年国体のPL学園VS京都成章でのPL学園のオーダーを教えて
ください、という質問
・・当時の縮刷版で調べてきましたが、オーダーまでは載っていませんでした。
地方版なら載っているかも知れませんが、そこまでして調べる気はありません。
悪しからず・・

◆西武の渡辺久信監督が現役高校時代、予選であと少しでノーヒットノーラン
達成するところだったのを降板させられた試合の内容を教えてください、
という質問
・・これは中日が日本一を決めた試合の直後も高校野球掲示板で同じ内容の
質問がありました。この話は当時の毎日新聞に載っていました。
好投手と前評判の高い前橋工・渡辺久信投手が伊勢崎商戦で九回一死まで
ノーヒット・ノーランに抑える好投。戦後七人目の記録達成は必至と見られた。
しかし前工の狩野学監督は、一死を取ったところで突然控えの渡辺和彦に
交代させた。渡辺和も二人を打ち取って、二人がかりのノーヒット・ノーラン
になったものの、渡辺久の記録達成はできなかった。
「チームワークのためあえて降ろした」と狩野監督。渡辺久投手は
「投げたかった」と未練を残していた。

毎日新聞1983年(昭和58年)7月26日スポーツ欄より引用。
中日の日本一を決めた試合も賛否両論でしたが、中日には岩瀬という絶対的な
抑えのエースがいたこともあり、8回終了時のパーフェクトピッチングだった
山井の降板は監督の采配としては普通だろうと思っていましたが、
先発投手の完投がプロ野球よりも多い高校野球の世界で大記録達成目前の
エースを降板させるというのは、さすがに酷な気もします。とはいえ
高校生ぐらいだったら天狗にもなりやすいし、将来を考えた配慮もあったの
かも知れません。




明治神宮大会開幕

明治神宮大会が開幕しました。高校の部は常葉菊川と横浜の前評判が高い
ということです。特に常葉菊川はこの1年で急激に台頭し、下級生も多く残る
ということで、選抜2連覇というのも十分ありえそうです。
夏の甲子園では西同士の決勝になったものの、近年はかなり
東高西低の傾向があります。近畿勢の東洋大姫路の活躍も期待したいです。
神宮大会で優勝した学校の地区は選抜出場校が1校多く割り当てられると
いうことで、選抜出場が微妙な位置にいる学校としても気になるところ。
自分達に勝った学校がその後どういう試合を見せるかで、自分達の学校の
評価まで変わってしまうのも選抜選考の特徴です。
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