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高校野球の公益性

作者池田くんは中学生時代よく甲子園に高校野球観戦に行った。ほとんどが
無料の外野席だった。なぜ甲子園は高校野球の外野がタダなのかと疑問に
思っていた。これは財団法人日本高等学校野球連盟(高野連)が利益を追求
していないからだと思われる。とはいえ大会を開催するには当然お金が必要
だから、その経費を内野席まで有料として賄っているようだ。
高野連など、財団法人というのは特定の個人、企業などの法人から寄付された
財産で設立、運営されている。財団法人は公益法人制度改革に伴い、2008年12月
からは公益目的でなくても営利目的(金儲け)でなければ設立できるように
なったという。
つまり財団法人というのは金儲けを目的としていなければ、必ずしも公益性
を追求する必要はないということか。
”民法条文解説.com”によれば公益法人というのは
学術、技芸、慈善、祭祀、宗教その他の公益に関する社団又は財団であって、
営利を目的としないものは、主務官庁の許可を得て、法人とすることができる。

とある。また”ホームページ作成をワープロ感覚で”サイトの「公益法人改革
で財団法人はどう変わるのか」によれば
有識者会議報告に沿って法案化され税制が変更されても 既存の公益法人
(社団法人・財団法人)が「公益性のある非営利法人(2階建の2階)」
の如く判定されるなら ほとんど影響を受けず 現在の状況と変わらないと
思います。
とある。
だが、これらの公益法人が公益性のない一般的な非営利法人と見なされて
しまった場合、税率が大幅に上がってしまうため、存続すら難しくなって
しまう。公益性の定義というのははっきりとしていないようだが、名実とも
に極めて公益性の高い団体といわれる高野連が一般的な非営利法人と
見なされることはまずないようだ。
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夏の予選逆転サヨナラゲーム―4

過去の夏の秋田県大会の決勝のスコアを見ると、秋田商が派手な点の取り合い
をしている試合が多いのに気づく。なかでも1998年(平成10年)の
金足農との決勝の試合での16-17というスコアは全国の予選決勝でも屈指の
打撃戦だ。だが、同校は毎年打撃のチームを目指しているというわけでは
なさそうだ。
2004年(平成16年)のチームは絶対的なエース・佐藤剛士投手を擁して
守りのチームだった(選抜には希望枠で出場)。だが夏の甲子園初戦で済美に
打ち合いの末敗れたことにより、「全国で勝つには打ち勝つ打力が必要」と
いうことで、新チームは打撃のチームとなった。打ち勝つ野球で秋田県大会
2連覇を目指した2005年。決勝まで勝ち上がった秋田商は金足農と対戦。
試合は逆転に次ぐ逆転のシーソーゲームとなり、終盤になって劇的な展開を
見せた。9回土壇場で逆転を許した秋田商はその裏、4安打を集め逆転サヨナラ
勝ちで激戦に終止符を打った。

2005年(平17年)決勝
金足農
004 000 013 =8
060 000 003 =9
秋田商
【金】渡部光
【秋】佐藤

特筆すべきは、試合後に負けた金足農の選手が秋田商の小野監督を胴上げした
というエピソードだ。負けてなお潔し。「それだけお互いを認め合う勝負
だった。今大会では粘り強い戦いができた」と小野監督も涙。

夏の予選逆転サヨナラ関連記事

夏の予選逆転サヨナラゲーム―3

甲子園で何度も劇的な試合をすると校名に「ミラクル」という冠がつくことが
ある(劇的な逆転勝利の場合は「逆転の」とつく)。
80年代前半あたりから甲子園を見続けている人からすれば、ミラクルという
言葉が一番似合うと思うのは宇部商ではないか。
逆転サヨナラホームラン、土壇場で完全試合を打ち砕く一発、1年生代打の
9回逆転ホームランなどなど・・特にホームランに関連する劇的な試合が
多く、観客を魅了した。甲子園でのミラクル試合の話は書籍、ネットで散々
出回っているので、予選での試合を調べてみた。

1984年(昭和59年)夏の甲子園予選山口県大会決勝は前年に引き続き
柳井と宇部商の対決となった。両チーム左腕エースの先発で始まったこの試合
は決勝戦にふさわしい好ゲームとなった。
中盤まで1点を争う攻防、後半の7回、宇部商は逆転に成功、9回にもダメ押し
とも取れる1点を奪い5-3とした。9回裏、柳井の攻撃は2アウトランナーなし。
勝負あったと思われたここから柳井が驚異の粘りを見せた。柳井は代打で出た
岡本茂が三ゴロ失で出塁し命拾いをした。とはいえ2死、追い込まれた状況
には変わりない。ここで柳井・角監督はまたしても代打を送った。2年生の
岡本卓。ほとんどの選手を使い果たした柳井ベンチ。「この回で勝負だ。延長
に入っても外野を守れるものは残っとらん」まさに絶体絶命。「満塁ホームラン
で逆転する夢を見た」という2年生代打に勝負を賭けることになった。
2-0と追い込まれた岡本卓は宇部商・田上の3球目外角の球を思い切り振ると
ボールは右翼席に消えていった。土壇場での奇跡の同点ホームランだ。最終回に
なって同点とし、勢いづいた柳井は続く打者が連打。右翼手がボールをはじく
間にサヨナラのランナーがホームイン。劇的なサヨナラ勝利でライバル対決を
制した。

1984年(昭59年)決勝
宇部商
100 010 201 =5
101 001 003 =6
柳井
【宇】田上
【柳】神本、松崎

宇部商は最終回になって勝ちを意識しすぎたか、2つのミスもあってまさか
の敗戦。「勝負は最後の最後までわからないものだ。」と玉国監督。
その後の”ミラクル宇部商”を築き上げる上で重要な意味を持つ試合だった
といえそうだ。

夏の予選逆転サヨナラ関連記事

内野5人体制

主にサヨナラのピンチでのスクイズ封じとして外野の1人を内野にもってくる
内野5人体制というのがある。プロ野球の世界ではさほど珍しくもないよう
だが、高校野球の夏の甲子園においてこの作戦が使われたのは作者池田くんの
知る限りたったの3度(実際に観戦したのは1度)。
◇1963年(昭38年)第45回準々決勝
横浜VS高田商
◇1973年(昭48年)第55回1回戦
作新学院VS柳川商
◇1995年(平7年)第77回2回戦
日大藤沢VS観音寺中央
ここではあまり知られていない横浜VS高田商でのプレーを紹介する。

高田商
0010000000 =1
1000000001 =2
横浜
【高】中川
【横】井上

試合は横浜、高田商いずれも序盤スクイズにより1点をあげ、進んでいく。
前半は横浜が押し気味で足による揺さぶりを再三かけるものの高田商は
動じず。後半は高田商のペース。最終的には終盤の少ないチャンスをものに
した横浜の勝負強さが一歩上回った。試合の最大のハイライトは6回表の攻防。
6回表、高田商は一死二三塁で絶好の勝ち越しのチャンスをつかんだ。ここで
横浜ベンチが動いた。左翼手を引っ込めて内野手である間宮を左翼手として
起用、彼が守った位置は投手の左5?ぐらいのところ。スクイズ封じの驚きの
内野5人体制だ。更には一塁手も投手の右5?ぐらいを守り、三塁手は定位置。
二塁手、遊撃手は少し前進、外野は左中間と右中間に1人ずつ守るという布陣。
奇妙な陣形に高田商ナインもとまどったが、ウラをかくために強攻策に出る。
しかし後続が一塁ゴロと二飛に倒れ絶好のチャンスを逃した。
この当時はプロ野球でもあまりこういった光景が見られなかったのか、
「妙手だ」、一方で「邪道だ」賛否両論で話題になった。
横浜は小柄な選手が多く、それでいて今回のような思い切った作戦をとったり
する大胆さもあり、そこでついたニックネームが「ちびっこギャング」。
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